食パンを袋に入れる上で欠かせなっかった「粗熱取り」を袋に入れたままで可能にした袋、「焼きたて食パン袋」をご紹介します。
焼きたて食パン袋とは
焼きたての食パンをそのままいれると
みみが硬くならずふわふわもちもち
食パンの水分が安定する時間を早めます
睦化学工業株式会社が開発したエアーミックという包材で出来た、最新の食パン袋が「焼きたて食パン袋」です。
エアーミックの特徴
加熱した商品を容器に入れたり、フィルムでラップしておくと・・
中は水滴がいっぱいで中の物はシンナリ・ビッショリ
出来たての風味や食味とは程遠い物になってしまいます。
冷凍保存食品もそのままレンジ加熱すると、中の食品は濡れた状態になってしまうのがほとんどでした。
この常識に挑戦し見事にこれを解決した包材が「エアーミック®」です。
エアーミック®使用品
(表面がぬれずふっくらしている)
ポリラミ使用品
(表面が濡れてしぼんでいる)
焼きたて食パン袋の効果
①焼き上がり後 3時間裸で放置しOPP袋に入れ24H常温で放置 ※粗熱取り
②焼き上がり後 焼立て食パン袋に入れて封をし24H常温で放置
試験内容:硬さ測定器で食パンの耳の部分と中身の部分を①・②を対象で測定
結果
食パンの耳部に柔らかさの違いが大きく現れた。
中身は①・②の差はほぼ無いが、耳部で3倍以上の柔らかさの数値が確認された。 ※数値は大きくなるほど硬い 数値は差を見るための指標でありパンの硬さを表す数値ではありません
通常、食パンは粗熱をとる際に裸で放置します。
結果、熱とともに水分を空気中に放出し、 「みみ」が硬くなります。
一度失った水分を戻すことはできないため硬い状態で安定してしまいます。
食パンは時間とともに中身の水分が外側まで届くことで徐々に「みみ」柔らかくなります。
”焼き立て食パン袋”を使うと焼き立て時の水分をほとんど損なわず、余分な水蒸気を吸収し 食パンに戻しません。 いつまでも”しっとりふわっふわ”を保つことが可能です。
室温:24℃ 湿度:58%
①焼き上がり後 3時間裸で放置しOPP袋に入れ24H常温で放置
※粗熱取り 2.5時間までは雰囲気湿度
②焼き上がり後 焼立て食パン袋に入れて封をし24H常温で放置
試験内容:袋内に湿度測定器を入れ①・②を対象で測定
結果
水分の安定にかかる20時間程の差が出ました。
①内の湿度は袋に入れはじめて4時間後に90%近くに達しましたが、99%超えて安定したのは23時間後でした。
②内の湿度は180分(3時間)で99%超え水分が安定 しました。
水分は温度が高温であるほど蒸発してしまいます。
粗熱を取るときの食パンの温度が一番蒸発が活発なタイミングです。
「焼きたて食パン袋」焼きたてをそのまま袋に入れる事ができるため粗熱取りで逃がしていた水分まで食パンに残すことができることが可能です。
さらに、通常の粗熱取りの終わる時間ごろには水分を安定させることができます。
食パン自体は水分の塊であるため袋内の湿度が低い状態は水分が安定せず食感に大きな差がでます。「焼き立て食パン袋」は食パンの水分を安定させる時間が早く、いつまでもしっとりふわふわをたもちます。
期待できること
・「焼きたて食パン袋」は粗熱取りの工程の効率を大きく変える
・今までよりも多くの食パンを作れる
・食パンをさらに美味しく提供出来る
製品仕様
外観
NO | 品名 | サイズWDH(mm) | 入数(枚) | 重量(ケース) |
① | 焼き立て食パン袋 縦入 一斤 | 125×120×360 | 500 | 6Kg |
② | 焼き立て食パン袋 縦入 二斤 | 125×120×500 |
500 |
8Kg |
③ | 焼き立て食パン袋 横入 二斤 | 240×120×360 | 500 | 8.5Kg |
気になった方は