「ちまき」を巻いている茶色い紙のような物が「竹皮」です。
この「竹皮」で出来た食品容器が「竹皮容器」です。
「竹皮容器」はナチュラルな風合いで見た目の雰囲気がオシャレになります。
それだけじゃないんです。
自然素材の「竹皮」からできた「竹皮容器」の魅力をご紹介します。
竹皮の特性
・抗菌作用・防腐作用
・通気性
・保水性
・消臭効果
・丈夫
竹皮には大きく分けて5つの特性があります。
竹皮は昔から、食材を包むために使われてきました。
今よりも保冷技術が劣っていた時代に、腐敗しやすいお肉やお魚、長旅のお供の握り飯を包んできたのです。
竹皮は、抗菌作用のある「フラボノイド色素」や「高級脂肪酸」という成分を含んでいます。
それに加え、食材の余分な水分を放出し、同時に乾燥しすぎないように、自動調湿までしてくれます。
包んだ食材が湿気過ぎず乾きすぎず、長時間美味しい状態を保ち続けるのです。
また食材の風味を損なうことなく、臭みだけを取り除くので、生のお肉やお魚を包むことはとても理にかなった使い方なんだそうです。
竹皮は、きれいに洗って十分に乾燥させれば、また繰り返し使うことができる丈夫な素材です。
竹皮に包んだまま、電子レンジで温めなおすことも可能です。
竹皮容器は天然素材の竹皮からできているので、CO2の削減にも寄与するエコな容器なんです。
購入方法
竹皮容器は身近なお店では、まだ手に入りにくいのが現実かなと思います。
購入はネット通販が一番豊富に商品がありまし、少数の購入に対応しているところもあります。
最後に
竹皮容器は、こんなに知らない魅力が沢山詰まっていたことに驚きました。
昔から使われているのには、ちゃんと理由があったんですね。
個人的には来客用のお菓子入れとしての使い方も非常に好きでした。
軽い手土産入れとして渡したら喜ばれそうです。