コロナウイルスに効果のあるアルコール消毒の情報をまとめました。
目次
効果が期待されるアルコール
コロナウイルスに効果的とされるのはアルコール濃度70%以上と言われおります。
その中でもアルコール濃度が70~80%のものが、除菌効果を最も発揮すると言われています。
逆に、高すぎるアルコール濃度は効果を発揮する前に揮発してしまったり、気管支への負担も心配されます。
ただ、アルコール濃度が70%未満の消毒液が効果がないわけではないので誤解はしないでください。
アルコール濃度70%~80%がなぜ効果が高いのか
消毒は一種の化学反応なので、濃度が高いほど、反応温度が高いほど、反応時間が長いほど消毒の効果は高まります。
しかし、消毒には適正量の水分が常に必要です。
そして、アルコール類の殺菌・消毒力はその炭素の数が多くなるほど強くなるとされています。
ですが、炭素の数が多くなると水に対する溶解性が減少し、殺菌・消毒力は低下します。
また、アルコールは水分の影響が特に大きく100%のエタノールにはほぼ殺菌・消毒力は無いのです。
アルコール濃度70%以上の消毒液で知っておきたいこと
アルコール濃度70%以上の消毒液は危険物の消防法が適用されます。
危険物の数量が400Lと定められていますので、その量を超える貯蔵や運搬などは規制されます。
身の回りの消毒に適しているアルコール消毒液
高濃度アルコールは業務用が一般的です。
食品を扱う現場で使用される食品添加物の高濃度アルコールは口に入れても大丈夫なものです。
子供のおもちゃなど小さな子供がいる環境でも安心して使用できるアルコールです。
最後に
高濃度アルコールは肌が荒れる可能性がありますので、保湿を心がけて使用することをオススメします。